あこがれ

中・高生時代に憧れたアイドルの方の訃報から3日が経ちました。

テレビでもスマホでもニュースを観るたびに落ち込んだ気持ちを引きずってしまいます。

彼女は私にとって『ファン』とは少し枠が違う、ドラマで彼女が演じた大学生やOLに憧れていました。

このブログ名にも使っている『FLOW TIMES』という通り、憧れて目指していたものがその時が来ると消えて無くなっているという『蜃気楼世代』を過ごして来ました。

まず、高校生の頃に目指した大学生活。まだ女性の結婚適齢期が23〜24歳で結婚したら家庭に入って寿退職が当たり前という時代。四年制大学卒業では結婚するまでに1〜2年しか働けないので、短大卒でなければ就職先がないと言われていました。その頃の女性の仕事と言えば、『お茶汲み・コピー取り』とも言われていました。

ところが‼︎

就活を始める頃にはバブルが弾けた直後で、1つ上の先輩の時には廊下の両端にズラーっと並んでいた求人票が隅っこにほんの少し。頭を抱えましたね。

何とか就職先も決まり、仕事にも慣れてきたOL生活。『お茶汲み・コピー取り』とは程遠い、昼休みに「あと10時間…」と結構ガッツリ仕事をしていました。同期の男の子の躾をしろ‼︎と上司に言われる程度には頑張っていたと思いますが、その男の子にお給料は手取りで10万円は負けていたという男女差別。

25歳を過ぎると『まだ寿退職しないの?』という遠回しの肩たたきと呼ばれていたものもありました。27歳で結婚した時には『随分とゆっくりしたね〜』の言葉も飛んで来ましたよ。

子育てが終わって社会復帰したい今、何のスキルもない無能の50代に仕上がりました。

今に見てろ‼︎

スイッチが入った時には、挽回してやる‼︎

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